バギオ司教区、マリア・ディバイン・マーシーとの関係から、信徒団体の認可を取り消し
バギオ司教区、マリア・ディバイン・マーシーとの関係から、信徒団体の認可を取り消し 2020年2月4日
バギオのビクトル・ベンディコ大司教は、「詐欺」を理由に信徒グループが推進するミッションへの支持を撤回した。
ベンディコ大司教は、「愛と平和の新しい地球財団」(New Earth of Love and Peace Foundation, Inc.)の活動に対する支持を、物議を醸している「マリア・ディバイン・マーシー」との関係から撤回した。
ベンディコ大司教は以前、マリアを通してのイエスへの完全な奉献に関する活動を司教区内で紹介することを、その団体の関係者と面会した後に許可していた。
しかし、同大司教は、この集団が、過激な解脱修行、弟子の修行の活性化、「教会の公式教義に反する」書籍など、他の活動を紹介しなかったと述べた。
「マリア・ディバイン・マーシー 」の教えと活動は、カトリック信徒に混乱をもたらし、誤った、虚偽の、歪曲された教えを広めるものである。このように、「愛と平和の新しい地球 」によって推進されている全面的な奉献は、もはや教会領内では歓迎されない。」
フィリピン・カトリック司教団は昨年6月、各司教区に宛てた書簡の中で、マリア・ディバイン・マーシー運動に対してすでに信徒に警告を発していた。
ベンディコ大司教は、2019年12月8日のマリアの無原罪の御宿りの荘厳日に聖ルイ・マリー・ド・モンフォールによって教えられたように、司教区は依然として全面的な奉献を、しかしその精神において推し進めると述べた。
この活動は、教区の養成委員会、教理委員会、信徒委員会の指導の下で行われるという。
また、マリアによるイエスへの全面奉献とその他の奉献に関する活動は、当該司教区委員会以外のいかなる組織も導入することはできないと強調した。
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